E note

WORKSHOP

【E CROSS TALK REPORTS vol.01】
未経験からWEB業界に通用する人材になるために
〜業界のイマとミライを語る〜

こんにちは!
今回は2月28日のワークショップの内容を抜粋してお届けします。

今年から新たな試みとしてスタートしたE CROSS PARK。札幌のIT・Web人材の拠点になるべく、ワークショップではデジタル領域に関する様々な内容を発信していきます。
第一回目はE CROSS PARKの概要と、Web業界の今をテーマにお届けします。

ぜひ最後までご覧ください!


前半:未経験からWeb業界に通用する人材になるために

 

講師プロフィール

深嶋 利之

深嶋 利之(Toshiyuki Fukajima)

株式会社コムデ 代表取締役

【20代の頃は営業会社で働く】
19歳でOA事業を行っている会社に入社。20歳で課の責任者に就任
25歳で仙台営業所の責任者に就任
【20代半ばWebに目覚める】
IT企業に転職、新規事業開発チームのマネージャーに就任し、 当時WordPressが無名だった頃にWordPressのパッケージサービスを作り、自ら営業と制作も行い1つの事業部として運営を行う。
26歳 新規事業開発チーム マネージャー就任
【29歳 会社設立】
ある程度の事業化ができると自信を持ち、株式会社コムデを設立

私たちコムデが札幌へと進出した時、採用活動を通して札幌のIT・Web人材が大きく不足している状況やキャリアアップを目的とした転職に対する考え方の違い、職業訓練校の抱える問題を目の当たりにしました。IT・Web業界を目指して訓練校へ通っても未経験者の就職率が20%にも満たない、そんな現状を変えたいという思いからE CROSS PARKのプロジェクトがスタートしました。
交流、学び、働き、この3つをコンセプトに、この場所から未来を創出していくことを目標として進化していきます。

 

■E CROSS PARKを形成するのは

・居心地の良いカフェ形式のCoworkingスペース
・学習者の経験を問わず学びの場を提供するE STUDYWorkshop
・慢性化するリソース不足を改善するための、IT・Web業界特化型人材サービスSapporoLAB
・企業の研修や会議など様々な用途で利用できるレンタルスペースの提供

この4つが一つの場所に集結し、札幌に新たなIT・Webクリエイターの拠点が誕生します。そして多様な人材が集まり交流することでさらなる業界の発展と活性化に貢献していきます。

今回は未経験者の方へ向けて「Web業界で通用する人材になるために」というテーマを掲げ、そもそもWebとは何なのか、Web業界の今とこれからを紐解いていきたいと思います。

 

■Webの誕生

Webがこの世に誕生したのは1989年、スイスの研究機関である「CERN」が研究に関する文書を共有するために開発した「研究所のデータや文書をリンクさせる仕組み」がWebの始まりでした。
この仕組み自体は「CERN」内部での使用を目的としたものでしたが、その後1991年に世界で最初のWebサイトとしてHyper Textが公開されました。様々な文書同士をリンクさせる機能を持ち、Webには欠かせない「リンク」という概念が誕生します。

Hyper Textはあっという間に普及し、1994年にはWebの将来性を見込んだ企業によって「Mosaic」、「Netscape」、「IE」など数々のブラウザが誕生し勃発した「ブラウザ戦争」、多数存在するブラウザによってバラバラになっていたHTMLの書き方やルールを標準化させた「World Wide Web Consortium(W3C)」が設立した他、Webサイト構築に必要な部品を配置するための言語であるHTMLに加えてWebサイトのデザイン等見た目を整えるためのスタイルシート言語である「CSS」が誕生しました。

1990年から1997年にかけては現在までWeb業界の先端であるGoogleやYahoo!も誕生し、一気にWebが普及し、一般化しました。その後2007年にiPhoneが誕生するとともにWeb業界はさらなる進化を続けています。

 

■今のWeb業界

▷Web業界の市場について
現在のWeb業界の売上高市場は約1兆9256億円。そしてこれは毎年10〜20%の上昇傾向にあり、物販を含めるECサイト市場も含めると約20兆円もの大きな市場であることがわかります。
そんな大きな市場であるにも関わらず、2030年に予測されるIT・Web業界の不足人口は79万人とかなり大きく、デジタルトランスフォーメーションに力を入れる企業が少しずつ増えてきた今、人材不足が日本のIT・Web業界の発展における大きな足かせとなっています。

▷Web業界、今のトレンド
流れの早いWeb業界ですが、今注目を集めているのはどんな言語なのでしょうか?
ここ数年で飛躍的に進化したAIを開発する際にも使用される「Python」や「Java」、他にも「PHP」、「JavaScript」などがトレンドとなっています。
これらの言語使ってWebサイトの枠組みを作るオープンソース(CMS)はWordPressが83.7%もの人気を誇っており、Webを学ぶ上でもスタンダードなCMSとなっています。その他はAdobe Systems(AEM)が2.7%、EC CUBEが2.2%、Shopifyが2.1%とWordPressにかなりの人気があることがわかります。

スマートフォンやPCが普及した今、ほとんどの人が1日に1回はWebに触れる機会があるといっても過言ではないですよね。「ChatGPT」や「GoogleBard」といった対話形式のAIは、そんな数多くのWeb利用者が最も注目する旬のITキーワードです。その他オンライン同時編集機能を含む様々な機能を備えたWebデザインツールである「Figma」やGoogleやTwitterなどの仲介を挟まずに情報へのアクセス・データ利用を民主化する「Web3.0」も注目を集めています。
そしてこうしたAI等を用いた新たなツールが、Webサイトの制作にも対応していき、極端に言えば現在人の手で行っているコーディングやデザインもする必要がなくなる時代に突入すると考えています。

 

■これからのWeb業界

それではこれからのWeb業界はどうなっていくのでしょう?
AIの発達により単純なコーディング作業はそれらのツールに任せられるようになってきています。そうした中で私たちWebを創り出す人間は、高い技術力やデザイン力、複合的サービスといった複雑な思考を要する部分に特化していく必要があると考えています。人の思考プロセスのいらないような単純な作業としてのコーディングをAIが、またはオペレーターによってAIが構築するというシステムに変わっていったとき、私たちは人間が作業をすることの付加価値を作り出さなければなりません。そしてその付加価値は人間の思考力・アイデア力に基づいた技術やデザインを通して発揮され、これからのWebはAIの行う「単純なコーディング」と人間の行う「高い技術力・デザイン力を兼ね備えた制作」の二極化が進んでいくと思います。

AIの参入によりさらに高いレベルが求められる私たちがこれから身につけるべきこととして、一番最初に挙げられるのは「複合的な技術力(フルスタックエンジニア)」です。従来フロントエンド、バックエンド、サーバと区分けされてきたエンジニアですが、今後はこれらの領域を網羅し様々な角度から考え構築できる複合的な技術力を持つエンジニア、または「GO」や「Flutter」を始めとする先進的なツールに関する知識や突出した技術力を持つエンジニアの需要が高まると考えられます。
次に「複合的なサービス」。「複合的な技術力」が製作者個人のスキルにとどまるのに対して、こちらは個人はもちろん会社規模で進化が求められます。コーディングをするだけ、デザインをするだけ、ではなく企画提案からブランディング、UX/UIを含むデザイン、開発・構築、マーケティングそして運用まで一貫したサービスの提供を行っていくことが、次の時代への第一歩ではないのでしょうか?

 

■E CROSS PARKが目指すこと

日々新しい技術が登場し流れも早いIT・Web業界。そんな業界で成長していくにはこれまでよりももっと高いレベルの技術が必要になります。それでもこの業界を目指して頑張るみなさんが本当に必要な技術・知識を身につけられるようにサポートする、それがE CROSS PARKの役目です。
そうした人材を育成していくことで札幌の、ゆくゆくは色んな地方の再生や都心への人口集中軽減を通して日本全体への貢献を果たす、これが私たちの目指している姿なのです。

 

 


後半:人材育成の今と未来

ワークショップ後半はWSS支社長の川田祐輔さんを講師にお招きし、職業訓練校での教育やWeb業界で活躍するために必要なこと、Web業界の今をお話しいただきました。

職業訓練校って実際どんなところ?就職出来るの?といった様々な疑問を交えたコムデ・柴とのトークセッションをお届けします。
そして後半には、コムデ札幌で活躍するエンジニアとデザイナーを招いて、訓練校に通っていた頃の体験談、実際に業務で使用しているツールなど、クリエイターの視点から皆さんの疑問にお答えしています。

 

講師プロフィール

川田祐輔

川田祐輔(Yusuke kawata)

WSS 支社長

東京造形大学でプロダクトデザインを専攻。
デザイナーとして働く中で挫折を経験したことから、一度デザイン系から離れて働くことを決意し、他業界に就職。
東日本大震災のタイミングで今後のことを考え故郷である札幌に帰郷。もう一度デザインを扱う仕事に就きたいと思い、職業訓練校にてWebについて勉強し就職。
その後ベトナムでデザインを扱う仕事に携わりマネジメントを経験したのち帰国し、現職に至る。

▷柴
先月WSSに伺って授業風景を拝見したのですが、チーム開発をしているクラスや黙々とそれぞれがポートフォリオを制作しているクラス、様々なクラスがありました。印象的だったのは、みんなで仲良くワイワイしている休憩時間と集中して制作を行う作業時間のON-OFFが非常にはっきりしていて素晴らしいなと感じました。生徒さんみんながメリハリを持って学んでいるような感じです。
川田先生は色々な下積みを経て今があるということでしたが、教育をする上で最も意識していること、力を入れている理念などはありますか?

▷川田
私が最初に学校へ就任して考えたことの一つとして、数ある職業訓練校の教育が業界を志望する生徒にどれくらいコミットしているかということ。ただ単に一方的に情報を発信するだけでは必ずしも生徒の未来に貢献出来ないと思うんです。
訓練校に入学する生徒の皆さんには自分の望む未来を掴みたい!という確固たる気持ちがあると思うので、Webデザインを専門的に教えている私たちの学校では「Web業界で働く」ということを明確な目的として教育しています。

▷柴
僕たちのコムデのメンバーの中にもWSS出身のメンバーが数多く在籍していて、中には1年でリーダー業務を担うようなとても優秀な方もいます。WSS出身のメンバーを見ていると、技術力はもちろんですがコミュニケーション力に長けている方が非常に多いなという印象を受けました。様々な生徒さんがいらっしゃると思いますが、その中で自分の望んだキャリアに就ける生徒の特徴や共通点はどんなところにあるのでしょうか?

▷川田
まず1つ目は自分でしっかりと目標を持って取り組める方です。よく業界で「自走力がある人」と言われますが、就職した後は壁にぶつかった時に自分で解決していく力が求められますよね。でも学校にいるとついつい先生に聞いて解決してしまいがちなんです。そこをどう自分で解決するかによって実力も変わってきますし、人に頼りすぎず自己解決能力のある生徒さんは、様々なことに積極性を持ってチャレンジするので選択肢も広がりやすいと思います。
2つ目はコミュニケーション力。授業内容で何かわからないことがあったときにうやむやにせず聞ける、講師とのコミュニケーションがしっかり取れている、というのは大事だと思います。学校に限った話で言うと「どれだけ利用できるか」が重要だと思うんです。会社に就職したらそこは学びを得る場所というよりも自分が戦力にならなくてはいけない場所ですし、手放しで学べるのって今だけなのではないでしょうか?
その中でより多くのことを吸収し、自分が望む未来へ必要な技術を修得するためには、コミュニケーションが必須だと思いますね。

▷柴
今プログラミングスクールやデザインスクールなどの学校が非常に増えてきていますが、川田先生が考える職業訓練校の位置づけ、他との差別化はどういったところですか?

▷川田
そもそも職業訓練校の定義は何かというと「職業に就くための能力を身につける」ということなんです。そこには技術だけではなくマインドや、コミュニケーション力など望む職業に就くための様々な能力が含まれます。色んなスクールが増えている今、もちろんそれらのスクールでも技術は身につけられると思います。しかし、職業に就くための技術以外の大切な部分を勉強できるのは職業訓練校ならではだと考えています。ただ会社に属して技術を活かせば良いというわけではなくて、上司・同僚・部下とのコミュニケーション、トラブルが起きた時の対処、組織で働くという心構えなどなど…。会社で働くには技術以外にもたくさん必要なことがあります。そういったものまで含んだ学びが提供できるということが職業訓練校の特徴だと思います。

▷柴
そうですね、僕も仕事をする中で成果の出る人というのは、いかに周りの人に気持ちよく仕事をしてもらうかということを考えられる人のような気がします。周りの人のことを考え、巻き込んでいくということが大切だと感じますね。
さて、これまで川田さんが行っている現在の教育について伺ってきましたが、ここからは未来の人材育成をする上でどういった形でWeb業界とその市場価値が変化していくかを伺いたいと思います。

▷川田
現状では技術でも担当案件でも一つの専門分野に囚われず様々な分野を経験し、出来ることを増やしながらキャリアアップしていくというサイクルが一つの形だと思います。その一方で、そこに未経験から入っていくというのが難しくなっている状況でもあるんです。
現在もエンジニアやデザイナーの市場価値自体は高いと思いますが、そのエンジニア・デザイナーに求められているハードルも同時に高くなっているのではないでしょうか?これからはただプログラミングが出来る、ただデザイン技術がある、だけでは足りない。自分でコミュニケーションを取りながらマネジメントが出来る、UI/UXの知識がある、といったように複合的に色んな技術・知識を身に着けていかないと市場価値は上がっていかないので、自分のキャリアプランを見据えて知識を蓄える必要があります。

 

▷柴
職業訓練校側から見て、企業に求められる人材はどう変化してきていると思いますか?

▷川田
現状ではそこまで変化していないと思います。そのポジションに必要な技術や知識の基礎が出来ているというのが大前提で、企業の考え方にマッチしているかどうかそれをしっかりとアウトプット出来るかどうかというところが重要だと思いますね。

▷柴
教育者の立場でこれから力を入れていきたい分野や取り組みはありますか?

▷川田
結果が出る人はしっかりとした目標設定やマインドセットを行っているというのは先程お話しましたが、これからはそれらを教育スキームの形で提供できればと考えています。今まで目的意識がなかった人に対しても目的を持って取り組める教育形式を強化していきたいと思っています。

 

―川田先生ありがとうございました。続いて、実際にコムデで業務をしている二人のWSS卒業生がWebを学ぶ皆さんの疑問にお答えします。

 

講師プロフィール

上松眞綾

上松眞綾(Maaya Uematsu)

フロントエンドエンジニア

株式会社コムデ

前職:写真レタッチャー
Webデザイナーを目指して職業訓練校に入学したが、学ぶうちにコードを書く魅力に目覚める。今後はWebアクセシビリティの方面に力を入れていきたい。

小畑菜摘

小畑菜摘(Natsumi Obata)

デザイナー

株式会社コムデ

前職:アパレル販売員・エンジニア
学生時代からクリエイティブなことに興味と憧れが。それらを仕事に活かしたくてデザイナーを目指す。時代を反映しながら移ろうデザインの世界は美しいと思う今日このごろ。

Q.お二人が今求職者だったとしたらどんなことを勉強したいですか?実際に業務を経験してみて、これは学んでおきたかったと思ったものはありますか?

▷上松
エンジニアの観点からお話すると、職業訓練校に在籍していた時はHTML・CSS・jQueryしか基本的には触っていませんでしたが、実際に現場に入ってみてJavaScriptは触れておいたほうがいいと感じました。コードを書けなくても読み解くことができればより早く進める事ができると思いますね。
5ページ以上のサイトをデザインしたり構築したりすることもやっておいて損はないと思います。会社に入るまでは仮想ページ+2,3ページほどのサイトしか作ったことがなかったので、もっとボリュームがあってパーツもたくさんあるようなサイト作りをしておくと大きな案件でも物怖じせず制作出来ると思います。

コムデに入って初めて知ったのはフロントエンジニアの中にも様々な区分けがあるということでした。Webサイトを作る人、アプリを作る人、デザインの知識を生かして構築する人などなど…。将来のキャリアアップを見据えて、自分が何を作っていきたいかということを考えておくと後々の自分のためになるんじゃないかと思います。

▷小畑
職業訓練校ではPhotoshopやXDを使用した授業が大半でしたが、入社してみると紙媒体やロゴ制作などの案件もあり前述2つのソフトと並行してIllustratorも学んでおきたかったと感じました。同じくAfter Effectsもアニメーションを制作する際に頻繁に利用するので、基礎だけでも勉強しておくと◎。クライアントと打ち合わせを行うときも、実際に動くデザインを見せたほうが反応が良いですし、先方も想像しやすいとおっしゃっていました。

Q.反対にやっていてよかったこと、過去の自分を褒めてあげたいところはありますか?

▷上松
私が訓練校に通っていた時、他の生徒さんと差をつけようと思ってやっていたのはとにかく作品数を多く制作するということでした。少なくともこのクラスの誰よりも多く作ろうと意識して取り組んでいましたね。エンジニアもデザイナーも手を動かした分だけ、自分の身になると思うので恐れずどんどん制作したのは今に活きていると思います。

▷小畑
私も実際に手を動かすことを意識していました。デザインの模写を行うことで、シェイプのアイデアや余白の使い方を自己学習し、表現の幅を広げていきました。現在コムデでWebサイトを作成する際に使用しているXDのチュートリアルは入社前からやっていたので、実務で必要になったときも戸惑うことなく使用できました。

Q.今ハマっている技術やツールはありますか?

▷上松
今私が気になっている技術は「Astro」というjsのフレームワークです。可能な限りJavaScriptを排除した状態で、速くWebサイトを作ることの出来るこのフレームワークがトレンドに上がってきているので気になっていますね。
ハマっているツールとしては「Markuplint」という拡張機能です。コムデの場合はVSコードというエディターを使用しており、そのプラグインとして「Markuplint」というHTMLのマークアップが適切かどうかをチェックする拡張機能を活用しています。私の個人的な目標でWebアクセシビリティを頑張りたいという思いがあり、その第一歩はHTMLの適切なマークアップからだと感じているので、この拡張機能を使うのにハマっています。
私が仕事をする上で欠かせないツールとなっているのが「Notion」です。札幌のエンジニアリーダーが「自分の記憶を信用するな」と言っていたように、人間の脳には限界もありますし、正確性も確かではありません。このツールをメモのように使用して、これを見ればすぐに情報にたどり着けるような環境を作っています。

▷小畑
私は「Figma」というツールを最近学びはじめました。よりたくさんの制作に関われるよう、自分の可能性を広げる意味でもXD以外のツールも触っておきたいと思ったんです。
背景の作り方で迷っていたときに発見した「haikei.app」というサイトも最近良く使用しています。ランダムなシェイプを作ってくれるサイトで、そのまま使うことも出来ますが、迷ったときにアイデアの種として使っています。

Q.お二人が就職活動をする上で気をつけたことや、アピールしたポイントを教えて下さい。

▷上松
自分の書くコードの基本基礎を絶対に怠らないことを気をつけました。派手なアニメーションや新しい技術ばかりに目が行きがちですが、まずは基本をしっかりと固めてそれからアピールしたい技術を重ねていく、それが結果として今にもつながっていると思います。
なによりコードを書くことが好きだ、という自分の気持に自身を持って就職活動することが一番だと思いますね!

▷小畑
私は未経験というところでわからないことや出来ないことが多いのはもちろんですが、それでもポートフォリオの中の作品に関してはどういう意図で作ったかを完全に伝えられるように準備しました。数ある作品も一つ一つ紐解いて自分の想いを伝えることが大切だと感じました。

 


いかがだったでしょうか?
AIなどの新しい技術によって大きな変革期を向かえるIT・Web業界。働く私たちにも大きな変化が求められています。

E CROSS PARKのワークショップでは今後もデジタル領域に関する様々なテーマを紐解いていきます。

変化する業界で生き残るには?
自分の技術に付加価値をつけるには?
日々進化するIT・Web業界に興味のある方のご参加をお待ちしています。

次回もお楽しみに!

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